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青汁はいつ飲むのがおすすめ?美味しく飲むアレンジ法もご紹介!

最終更新日:2023.02.17

青汁はいつ飲むのがおすすめ?美味しく飲むアレンジ法もご紹介!

青汁と言えば、野菜不足を気にする人がまず手に取る栄養補助食品ではないでしょうか。ケールや大麦若葉などの健康増進に役立つ栄養素を豊富に含む原料を、粉末状や冷凍加工した飲み物で、さまざまな種類が市販されています。

そんな青汁ですが、目的やライフスタイルに応じたおすすめの飲み方があることをご存知ですか?青汁の効果を感じやすい時間帯やタイミングを知れば、ダイエット中の身体を効率よくサポートしてくれたり、便秘を改善してくれたりします。

また、青汁は飲んですぐに身体に変化が出るものではないので、毎日飲み続けることが大切です。ケールをはじめとした原料由来の青臭さや味が苦手で、長続きしそうにない…と思っている人向けに、青汁の美味しい飲み方もあわせてご紹介します。ダイエットにおすすめのアレンジ方法もお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の執筆者

健康管理士一般指導員 横尾奈都

グリ-ンハウス株式会社

健康管理士一般指導員

横尾 奈都

人生100年時代の幸福度は「健康」によって大きく左右されます。健康食品業界で20年にわたり商品開発やCRMなど幅広い経験を積み、自身の健康マネジメントのため妊娠を機に始めた青汁の愛好家としての目線から、生活習慣病や老化の予防法のひとつとして有効な「青汁」に関する知見を少しマニアックにお伝えします。

いつ飲むか、青汁を習慣化するコツ

いつ飲むか、青汁を習慣化するコツ

健康に良いと分かっていても、「まずい」「苦い」青汁を毎日飲むのは苦痛ですよね。習慣的に飲み続けるために大事なのは、栄養価が高く飲みやすい青汁を選ぶことです。

市販されている主な青汁の原料には下記の4種類がありますが、それぞれ違う特徴を持っています。青汁を飲む目的に応じた栄養成分が含まれる製品を選ぶようにしましょう。

種類 飲みやすさ 特徴
ケール 若干のクセあり ビタミンやミネラルなどの栄養価の高さとバランスの良さが圧倒的。非常に高い抗酸化力も魅力。
大麦若葉 クセなし 野菜が苦手でも飲みやすい。イネ科の植物のため野菜不足の解消という点では物足りない部分も。
明日葉 クセなし カルコンという明日葉特有の成分が含まれている。
桑の葉 クセなし 抗ストレス作用があるGABA(ギャバ)を含有。

どの青汁を飲むにしても、大切なのは継続すること。1日のうちで飲む時間やタイミングを決めておけば、習慣化しやすくなります。

例えば、便秘気味の人は、起きてすぐに水に溶かして飲むのがおすすめです。朝の空腹時に水を飲むことで胃腸が刺激され、腸の動きが活発になるため便秘解消に繋がります。このとき、冷たすぎる水に溶かすと腹痛を起こす可能性があるので注意してください。熱湯に溶かすと青汁のビタミンやミネラル分が損なわれてしまいます。お湯を使う場合は、60度以下のお湯に溶かすようにしましょう。

ダイエット中の人は、食前に青汁を飲むことで食べすぎを抑えられます。食物繊維が多く含まれる青汁を選べば、満腹感を得やすくなるでしょう。

就寝前に飲めば、栄養とともに睡眠中に失われる水分を補えます。 青汁の原料に使われる代表的な野菜のケールには、良質な睡眠をもたらすホルモンであるメラトニンが含まれています。睡眠は心身の健康と深く関わっています。睡眠の質を向上させたい人は、ケールの青汁を選ぶようにしましょう。

目的 実践ポイント
便秘解消 起きてすぐ飲む
ダイエット 食前に飲む
睡眠の質向上 ケールの青汁を選ぶ

青汁を美味しく飲む!おすすめアレンジ法

青汁を美味しく飲む!おすすめアレンジ法

青汁を飲む時間やタイミングを決めても、味がまずいと続けられませんよね。青汁は、水に溶かす飲み方以外にもアレンジして飲めます。どうしても青汁の味が苦手な人は、ご紹介する飲み方をぜひ試してみてください。

青汁は加熱するとビタミンやミネラル分が損なわれる恐れがあるため、できるだけ加熱せずに飲むことをおすすめします。

青汁の飲み方おすすめアレンジ法

牛乳+青汁

3牛乳のカルシウム分と青汁のビタミンやミネラル分を同時に摂取出来る、栄養満点の飲み方です。

豆乳+青汁

豆乳は牛乳よりも低カロリーでタンパク質が豊富なため、ダイエット中の人におすすめの飲み方です。大豆イソフラボンによって更年期障害を和らげる・予防する効果も期待できます。

はちみつ+青汁

薬効が高いことで知られるはちみつを加えるアレンジは、はちみつの優しい甘さで苦味がある青汁も飲みやすくなる飲み方です。市販されているはちみつの中には添加物が含まれている製品もあるため、健康のためには天然・純粋はちみつを選ぶようにしましょう。

※1歳未満の子供には、はちみつを与えてはいけません。

リンゴジュース+青汁

程よい甘さと酸味があるリンゴジュースと青汁を混ぜると、スッキリとした味わいに変化します。子供でも飲みやすい味になるため、お子さんに青汁を飲ませたいときにおすすめのアレンジです。

甘酒+青汁

“飲む点滴”と呼ばれるほど栄養価が高い甘酒に、青汁を混ぜて飲むのもおすすめの飲み方です。甘酒の豊富な栄養に青汁のビタミンやミネラル分がプラスされ、疲労回復効果の期待大!夏バテ予防にもおすすめのアレンジです。ただし甘酒はカロリーが高めなので、ダイエット中の人は飲みすぎに注意しましょう。

ヨーグルト+青汁

ヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌も同時に摂取できる、腸内環境の改善にぴったりのアレンジ法です。デザート感覚で食べられて満腹感も得られます。

まとめ

青汁の飲み方まとめ

市販されている青汁の中には、飲みやすくするために甘味料を多く加えたり、フルーツ味をつけたりしている製品もあります。しかし毎日飲み続けることを考えると、野菜の配合量が多く、添加物は少ない方が安心ですよね。

青汁を選ぶときは、原料の産地や栽培時の化学肥料の使用状況、保存料などの添加物の有無などを確認して購入しましょう。

青汁は健康補助食品ですので、すぐに体調に変化が出たり、病気が改善したりするものではありません。しかし、飲み続けることで健康効果を感じられるようになるでしょう。最初は3日、次は1週間、次は2週間…など短期間の目標に向かって飲むと、その後も続けやすくなります。

健康のことが気になったときこそ、生活に青汁習慣を取り入れるタイミングです。今回ご紹介した内容を参考に、毎日美味しく青汁を飲んで健康な身体づくりをしませんか。

毎日手軽に飲める、国産ケールを使用した青汁はこちらからチェックできます。

監修

食品保健指導士・管理栄養士 古本 楓

グリ-ンハウス株式会社

食品保健指導士・管理栄養士

古本 楓

誰もが気になる“健康”のこと。健康的な毎日を送るために欠かせないのが、十分な栄養と適度な運動です。食品保健指導士・管理栄養士としての知識を交えながら、食事やライフスタイルのヒントをお伝えしたいと思います。